夏の帯広で涼しく過ごせるおすすめ名所|猛暑を忘れる爽やかスポット5選

  • 投稿者:
  • 投稿カテゴリー:未分類

「北海道といえば避暑地」 そう思って夏の帯広に降り立つと、意外な暑さに驚かされるかもしれません。

内陸性気候の帯広は、夏になると気温が30度を超える真夏日になることも珍しくありません。しかし、本州と決定的に違うのは**「湿度の低さ」「木陰の涼しさ」**です。ジメジメとした不快感はなく、カラッとした暑さ、そして一歩日陰に入ればスッと汗が引くような爽やかな風が吹いています。

今回は、そんな帯広の夏をより涼しく、快適に過ごすための「涼」を感じるおすすめ名所と過ごし方をご紹介します。


1. まるで欧州の森「真鍋庭園」で森林浴

帯広市内には有名なガーデンがいくつもありますが、夏の涼しさを求めるなら**「真鍋庭園」**が一番のおすすめです。

針葉樹が作る天然のクーラー

真鍋庭園は、日本初の「コニファー(針葉樹)ガーデン」として知られています。 広葉樹に比べて背が高く、鬱蒼と茂る針葉樹の森は、強力な日除けとなります。24,000坪という広大な敷地に一歩足を踏み入れると、そこは別世界。 外の直射日光が嘘のように遮られ、森の中はひんやりとした空気に満ちています。フィトンチッドたっぷりの空気を深呼吸すれば、体の中から涼しくなれるでしょう。

  • おすすめポイント: 園内には滝や池もあり、水音と木漏れ日のコントラストが幻想的です。エゾリスに出会える確率も高いスポットです。

2. マイナスイオンの爆風!「札内川園地・ピョウタンの滝」

帯広市中心部から車で約40分。隣の中札内村になりますが、帯広観光の圏内にある**「ピョウタンの滝」**は外せません。

豪快な水しぶきで瞬間冷却

「札内川(さつないがわ)」は、過去に何度も「日本一の清流」に選ばれたことがあるほど美しい川です。その清流が豪快に落下する「ピョウタンの滝」は、近づくだけで霧状の水しぶきが舞い、天然のミストシャワーを浴びることができます。 滝の近くは気温が数度低く感じられるほど。川遊びができる浅瀬もあるので、サンダル持参で足を水に浸せば、暑さなど一瞬で吹き飛びます。

  • おすすめポイント: 近くにある「札内川園地」では、木漏れ日の中でバーベキューやキャンプも楽しめます。

3. インドアで優雅に涼む「北海道立帯広美術館」

「どうしても外の暑さは苦手」という方は、緑ヶ丘公園内にある**「北海道立帯広美術館」**へ避難しましょう。

アートと冷房の最強タッグ

緑豊かな公園の中に佇むこの美術館は、もちろん館内空調が完備されています。 しかし、ただ涼しいだけではありません。大きなガラス窓から見える公園の緑と、静寂に包まれた館内のコントラストが、視覚的にも「涼」を演出してくれます。 十勝ゆかりの画家の作品や、国内外のプリントアートなど、落ち着いた空間で芸術に触れる時間は、汗だくの観光とは無縁の優雅なひとときです。

  • おすすめポイント: 美術館賞賞の後は、広大な緑ヶ丘公園のベンチで、ソフトクリームを片手に休憩するのが定番コースです。

4. 体の中から冷やす「十勝のソフトクリーム巡り」

帯広・十勝に来てこれを食べない手はありません。酪農王国ならではの新鮮な牛乳を使ったソフトクリームは、夏の最強のパートナーです。

濃厚なのに後味さっぱり

十勝のソフトクリームの特徴は、ミルクの味が濃厚でありながら、後味が驚くほどさっぱりしていること。 帯広市内だけでも数え切れないほどのお店がありますが、特におすすめなのは**「ウエモンズハート(広瀬牧場)」**などの牧場直営店。搾りたての生乳を使ったジェラートやソフトクリームは、口の中に入れた瞬間にスッと溶け、猛暑の疲れを癒やしてくれます。

  • おすすめポイント: 1日に2〜3個食べ比べをする観光客も珍しくありません。お腹を壊さない程度に、「利きソフト」を楽しんでみてください。

5. 夜風が最高に気持ちいい「ばんえい競馬のナイター」

日が落ちてくると、帯広の気温はぐっと下がります。熱帯夜になることは滅多になく、夜は長袖が必要なほど涼しくなることも。 そんな夏の夜におすすめなのが、世界で唯一の**「ばんえい競馬(帯広競馬場)」**のナイター開催です。

イルミネーションと馬の息遣い

ライトアップされたコースを、体重1トンを超える巨大な馬が鉄ソリを引いて進む姿は迫力満点。 観戦スタンドには心地よい夜風が吹き抜け、ビール片手に観戦する地元の人々で賑わいます。昼間の暑さが嘘のような快適な空間で、エキサイティングな夜を過ごせます。

  • おすすめポイント: 場内にある「とかちむら」では、十勝グルメも堪能できます。レースを見なくても、食事と雰囲気だけで十分楽しめます。

まとめ

帯広の夏は、太陽の下ではジリジリと暑く、木陰や夜になれば驚くほど涼しい、というメリハリが魅力です。

  1. 「真鍋庭園」で針葉樹の影に入る
  2. 「ピョウタンの滝」で水しぶきを浴びる
  3. 「美術館」で静かに涼む
  4. 「ソフトクリーム」で内側から冷却
  5. 「ばんえいナイター」で夜風に吹かれる

この5つのポイントを押さえておけば、夏の帯広旅行は間違いなく快適なものになります。 短い夏を全力で楽しむ、そんな十勝のエネルギーを感じに、ぜひ遊びに来てください!

帯広市の歯科医院